デトルフにひな壇を設置してみた記事ができましたヨ。
こちらも参考にどうぞ。
はいどうもー、日本橋ストリートフェスタで歩き疲れて筋肉痛が抜けないクリフジです。
写真は100枚ほど撮りましたが、修正とかが面倒なので載せません!
さて、1月にデトルフを買い、必死こいて1人で組み立てた様子をブログにアップして以来、意外と多数の方が訪れて頂いてるようで嬉しい限りです。
(詳しくは該当記事:「DETOLF(デトルフ)を一人で組み立ててみた」を参照)
今回ストフェスのついでに、大阪日本橋のシリコンハウスに寄ってLED照明を購入してきましたんで、ご紹介。
正直コストパフォーマンスは多少悪いですが、それを補うところももちろんありますんで、その辺もフォローしていきます。
さて、デトルフの照明といえば、同じくIKEAで売ってる「DIODER(ディオール)」が有名です。

これですね。
さてこれの長所と短所を挙げてみましょう。
【長所】
・とにかくクソ安い(3990円)。
・(IKEAが)デトルフに取り付ける事も意識して制作されているので、これ1個で間に合う。
・設置具がついてるので、付けるだけなら他にパーツを買う必要がない。
【短所】
・全てが一体化されているため、1つでも壊れると全部まるごと死ぬ。(パーツごとに替えが利かない)
・封入チューブが四角形のため、照らすことのできる角度が限定的。
・封入されてるLEDが少ないので輝度は微妙(十分といえば十分だが)
・IKEAは遠いし通販も送料的に不便なんだよ!!(魂の叫び)
ということで、個人的にはメリットよりデメリットが上回ってるため、じゃあどうしようかなーってことで自分でパーツ買ってきて組むことにしました。
パーツの購入店舗は前述のとおり、大阪日本橋の「シリコンハウス共立」。
通販もやってるんで、遠方の方も安心かと。
ちなみにご紹介するパーツの写真下にある商品名をクリックすると、通販の商品ページにそのまま飛びます。
もし「同じように組み立てたい!」って方は利用するといいかも。 よくないかも。
さて、まずは一番大事なLED照明の選定です。
正直いっぱい種類もあり、どうしようかと一番悩むところです。
あまりデカすぎるとケースに入りきらず泣くことになりますし、小さすぎるとショボすぎて逆に泣くことになります。
さらに価格とか形状(リボン式とかチューブ封入とかetc)もありますんで、ここはもう財布と相談して、自分の好みで決めるのが一番いいかと思います。
今回私がチョイスしたのはこちら。
チューブ入り白色LED54個(1列)
初めての照明設置なので、価格が安かったのと、リボン式LEDは取り扱いに不安があるのでこちらを購入。
ちなみにLEDが108個も封入されたタイプもありますが、純粋に光量が2倍になるため、死ぬほど眩しいです。
デカいケースを一気に照らしたい方はそちらの方がいいかもしれません。
画像では3本しか写ってませんが、ちゃんと4本買ってあります。
1本は確認用のため先に開封しちゃったんでね・・・。
そして買ってから気づいたんですが、実はこのLED、長さがデトルフの内寸にジャストフィット!
上の写真のLEDチューブ、別に何も固定していません。
デトルフの棚を置くための格子に乗ってるだけなんですが、十分に安定しています。
これは嬉しい誤算でした。(最初はガラス棚に両面テープで貼りつけようと思ってました)
一番上の段を照らすためには、天板に貼り付けるしかないかなーという気がしてました。
しかしプリント合板に両面テープで貼りつけたとなると、万が一剥がす時にプリント面も剥がれちゃうと、
「あぁこれは見た目が汚いことになるなー、ヤだなー」
と思ってたんですが、
このように、ケーブルタイを利用することで解決。
ただしこの方法は非常に落下しやすいため(ちょっと揺らすだけで落ちます)、何らかの補強は必要かと思います。
自分は両面テープでタイに固定しましたが、皆さんの好みの方法で固定すればいいかと。
こういったケーブルをまとめる系のタイは電源からのケーブルを束ねるときにも使えますんで、買っておきましょう。
100均ので十分です。
ちなみにこのLEDチューブは、電源ケーブルがかなり短いので、デトルフの全ての段を照らすとなると、延長ケーブルは必須です。
DC2.1φ延長ケーブル
※上記リンク先商品はケーブルの長さが5mという、持て余しまくる長さなので、「未登録商品の注文」というページを参考に、
「DC2.1φ延長ケーブル #34 L-1.8m 片側プラグ・片側ソケット」(ケーブル長1.8m)
を注文した方がベターだと思います。 店頭でも販売してます。
とりあえず延長ケーブルは3本ほど買っておけばOKでしょう。 最下段は延長ケーブルがなくても何とかなると思いますが、心配な方は4本買っておきましょう。
肝心のACアダプタは
共立オリジナルACアダプタ DC12V 1.6A[R指]
このクソ安いやつで十分です。
ゲームキューブ(ゲーム機)とかのACアダプタも使えたりするそうです(DC12V)が、私はGCを所持してないので上記のアダプタを買いました。
GCのACアダプタを流用する方は、にんてんどー様の保証外なので、万一火を噴いたとしても自己責任で。
この状態まで揃ったら、試しに1本を仮設置して通電してみましょう。
ここで注意なんですが、設置する時は、デトルフの天板のネジを緩め、ガラス扉を外して作業しましょう。
ガラス扉をつけたままだと作業しにくいってレベルじゃありません。 詰みます。 マジで。
電源からLED照明までのケーブルは、目立たぬよう例のケーブルタイでデトルフの格子にでも付けておけばOKですし、面倒なら後回しでもOK。
こんな感じ。
仮設置なので適当でOK。
時計は気にしないでください。
1本付けたら同じ要領で2本目・3本目も付けていけばOKです。
「ん? ACアダプタは1個なのに、どうやって2本目以降のLEDにケーブル付けるんだ?」と思った方、スルドイ。
アダプタからのケーブルは1本しか出てないため、もちろん分配器が必要です。
DC電源4分配ケーブル
各LEDまでの長さが違う場合、数珠つなぎ式(デイジーチェーン)の分配ケーブルの方が使い勝手がいいんですけども、なんか知らんが5分配のものしかなかったので、迷った結果4分配の方を購入。
「5分配でもOK」って人は数珠つなぎの方が使い勝手はいいと思うので、そっちを購入するのもアリかと思います。
ってことで、全部付けたらこんな感じになります。
(深夜4時半に撮影。 部屋の明かりは全て消してます。 光源はデトルフにつけたLEDのみ)
※やや下から見た図
※上側から見下ろす感じで
仮組みの段階で撮影したとはいえケーブルが汚すぎるw
このあとライトの角度を決め(丸型チューブなので自由自在)、ケーブルを結束し、デトルフの扉を元通りにすれば完成です。
ただこの状態では、電源のON/OFFをするにはいちいちコンセントを抜き差ししなければならないという非常に面倒なことになってるため、スイッチつき電源タップなどを利用すると良いでしょう。
「LEDを個別にON/OFFしたい」って方は別途スイッチをお求め下さい。
電子工作のちょっとした知識があれば自作可能です。(私は面倒なのでやってませんけどw)
さて、最後にこのLED照明の長所と短所を列挙しときます。
【長所】
・各パーツが独立してるため、どれかがぶっ壊れても容易に交換可能。
・チューブが円筒形なので、光の角度を無段階に設定できる。
・白色LEDが54個も封入されてるため、十分すぎる輝度。
・通販が容易で送料も安い。
・パーツを組み合わせただけとはいえ、自作の満足感。
【短所】
・高い。(といっても、パーツ合計で1万円にも届かない程度)
・組み合わせる手間がかかる。
・組み上げた製品全体については保証がない。
特にコストパフォーマンスは致命的ですね。
しかし個人的満足感は恐らくDIODERより上なので、これでいいとしましょう。
LEDを容易に交換できるというのはDIODERにない圧倒的なメリット!
気が向いたら財布と相談して、白色LEDを有色LEDに変更してみようかなー。